── 食事を腎臓サポート食に変え、アトピカを週一回に減らしたトムさん。そのせいなのか、アレルギーが激しくなってきた。ワキや下半身は、ハゲにカサブタだらけ。しょっちゅうナメナメしてるし、こりゃたまらん！ というわけで、前回から三週間たったので、院長せんせーのところへ。

　「これはひどいですねー。」変わり果てたトムさんの様子に、おどろく院長せんせー。しかし、その後に続いたのは、以外な言葉だった。「アトピカの投与は、やめようと思います。」「え？ やめちゃったら、アレルギーがますますヒドくなってしまうんじゃないですか？」「......ですが、アトピカはまだ、長期投与で猫さんにどういう影響が出るか、分かっていない部分もありますので。他にアトピカあげていて、腎臓に影響のでていない子もいるんですけどね。」そんなこんなで、いろいろとお薬を処方してもらう。

　 ── オーグメンチンは、そのまま。アトピカをやめた代わりに、かなり以前に飲んでいたプレドニゾロン。そして、吐く回数も多くなっているので、胃のお薬（ラニタック）も。

　 ── 以前もらったプロトピック軟膏は、赤い部分には塗ってはいけなかったけど、これは、大丈夫とのこと。元々は点耳薬だけど、皮膚の治療にも使えるそうな。即効性はないものの、持続性が高いということなので期待したい。

　 ── しかし、トムさん唯一の救いは、食欲がたっぷりあること。「腎臓サポート食ですけど、箱に書かれている一日の目安(130gぐらい)じゃ全然足りなくて、一日に200g食べてます。それでも足りないみたいで、もっとくれー！って言われるんですよ。足りない分、他のごはん...以前食べていたpHコントロールとか、あげるのはダメですか？」「pHコントロールは肌には良いんですが、腎臓にはあまり良くないんですよ..。」「鶏肉とかは？」「鶏は..、アレルギー大丈夫でしたっけ？」「ええ、大丈夫です！」というわけで、なんとまさかの手作りごはん復活！

　 ── 鶏肉をフードカッターで粉々にして、ゆがいただけのシンプルなもの。

　 ── トムさんも嬉しそう。さて、次回三週間後は、また腎臓検査＆尿検査。少しでも、改善してますように。

きょうのびょういん代：

きょうのたいじゅう：どうぶつびょういんのせいかくなハカリで 3.37kg にゃのら！
きょうのばくだん　：レモン大 2かたまり＋1回ぐらい
きょうのかりんとう：0かたまり
きょうのごはん　　：ロイヤルカナン 腎臓サポート トレイ 200g ＋ 手作りごはん（鶏ムネ） 80g
きょうのおくすり　：オーグメンチン125 1錠 ＋ プレドニゾロン5mg 1/2錠 ＋ ラニタック錠75 1/4錠