ねこのきもちのようなもの 第三部
── その日の夜遅く、久々に夕食を外でとったわしは、家への道を急いでいた。
やがて、自宅の方に入る路地を曲がったところで、道の真ん中に、なにやら黒い物体があるのが目に入った。
(なんじゃ、ありゃ!? このままじゃ、轢いてしまうぞ!)
スピードを落としたわしは、その物体に目を凝らしてみた。
そいつの正体は、猫じゃった。柄で言えば、キジトラじゃろうか。おとなしく、ちょこんと座っておる。
わしは、ゆっくりとそいつをよけながら、慎重に車を進めた。
車庫に車を停めてから、歩いて戻ってみると、そいつはまだそこにいた。
さすがに、道の真ん中からは移動したものの、端っこの方でじーっとしておる。
まだ、子供なのじゃろうか。そんなに、大きくはない。トムさんよりも、ふた回り小さいといった感じか。
(こんな時間に、たったひとりでこんな暗いところに…。すぐ近くで、車もようけ通ってるというのに、大丈夫か。)
そう思ったわしは、不思議そうな顔でこちらを眺めている猫に、そっと近づいてみた。
そいつは、ぴゅーっと逃げていった。
(続く)
きょうのたいじゅう:(体重計修理中)
きょうのちいさいの:1かたまり
きょうのおおきいの:2かたまり
きょうのごはん:WALTHAM セレクトプロテイン カペリン&タピオカ 60g
きょうのおくすり:オーグメンチンS 1錠、プレドニゾロン 1/2錠、シメチラン 1/2錠
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また先が気になる引き方をしてくれますね・・・。
トムさん、なんだかせくしぃ~です。
それからそれから??
早く!!早く続きを!!
トムさん、カワエェ