アニメ版　ガラスの仮面・第19話「白熱のオーディション」

●アニメ版「ガラスの仮面」れびゅう　　　●表紙
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この作品をDVDで見ることが出来ます！　「ガラスの仮面」TVシリーズ　1～23話完全収録
特典：マヤの台詞にあなたがチャレンジ！台詞無し劇中劇「嵐が丘」、番組予告、解説書など

　ガラスのように　
　もろくこわれやすい仮面　
　人は素顔を隠して　
　それをかぶる　

第19話　白熱のオーディション
　

　「今回のお話しはどうだった？」
　「ああ、面白かったよ。」
　「…って、それだけ？」
　「えっとね、マヤが別荘から帰って、『奇跡の人』オーディションに合格するまで。」
　「おいおい、なんじゃそりゃ。それじゃ、たった５行でおわっちまうやんけ！」
　「まあ、いいじゃん。今日帰り遅かったし。」
　「そんなこと、見てる人には関係ないって！」
　「そうは言うてもね、この辺まで話が進むと、ほとんど原作と同じだしね。」
　「そりゃそうかもしれんけど。」
　「そこで、今回はイロイロ見ていて感じたことでも書こうかなと思って。」
　「へぇ、それでどんな話題？」
　「なんか最近、絵がていねいになったね。このマンガ。」
　「うんうん、それは思うね。たしかに。」
　「マヤちゃんなんか、特にキレイになったね～。ほら。ごらんよ、このマツゲ。突き刺さりそうなぐらいトンがってるよ！」
　「わはは、そうだね。それに、目の中の“星”も大きくなったね。」
　「まったく、まったく。」
　「でも、ここまで主人公達がキレイになってくると、逆にワキ役の荒さが目に付くね～。」
　「主人公以外には手が回らないのかなぁ。」
　「たしかに、マヤちゃん（茶髪）や麗さま（緑髪）はキレイになったんだよ。でも、月影センセはイマイチ。」
　「月影センセか…。あの人は…、キレイだとか、そういうのを超越した存在だから別にいいんじゃないでしょうか？」
　「なんだよ、超越した存在って。」
　「いやその、なにしろ紅天女ですから。」
　「よくわからんぞ。」
　「髪の毛の色で思い出したけど、亜弓さんは金髪だね。」
　「うんうん、マユゲも金髪。」
　「根性すわってますね。」
　「さすが、新宿の女番長。」
　「それはともかく、山下のおじさん＆おばさんなんて、今回よく見たら、声だけだったね。」
　「いちおう姿は登場してるんだけど、遠くからのカットだったり、後ろ姿だったりだったりね。」
　「手抜きでんな～。」
　「どうせ手抜きするなら、主人公以外のキャラは『へのへのもへじ』にしちゃうとか。」
　「そりゃ楽でいいや！」
　「でしょ？　そっちの方がいさぎよいってもんだよね！」
　「ところで、今回桜小路君はどうだった？」
　「ああ、桜小路君ね。相変わらずだよ。」
　「何、その相変わらずって。」
　「相変わらず、マヤちゃんに思いを告げることが出来ずに、影でマヤちゃん…ってつぶやいてました。」
　「なるほど、確かに相変わらずだね。」
　「最近、紫のバラの人が活躍してるからなぁ～。」
　「そうそう、紫のバラの人と言えば、今回から真澄さんの声が変わったね。」
　「え？　変わってたの？　全然気づかなかった！」
　「変わってたんだよ、エンディングロール見てたら、『森功至』って出てたよ。」
　「あら、ホントだ。今回、出番少なかったから気が付かなかった。」
　「ひょっとしたら、変わったのを気づかなくさせるために、わざと出番少なくしたのかもね。」
　「ま、あくまでも想像ですが。」
　「それはワタシのセリフ。」
　「というわけで、今回はこれぐらいにしましょかね。」
　「なんだかんだ言いつつ、この人はこれでページ埋めやがったな。」

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