いそぎんちゃくの「からすの仮面」
本ページは「ガラスの仮面」を応援する、美内すずえ非公認のページです

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2010年09月18日

速水真澄Twitter始まったー

 なんと、速水真澄Twitterが始まっています。なんだか、若社長にしては変な口調ですが...。興味のある方は、フォローを!

http://twitter.com/masumi_hayami

2009年11月08日

ガラスの仮面は現代作品です!

 11月5日付け朝日新聞夕刊(※)に、日本大学准教授・佐藤至子さんのインタビュー記事が載っています。37歳の若さにして、翻訳の仕事で京極夏彦さんに絶賛されたりと仕事ぶりが伝説のように語られている佐藤さんですが、このたび幻の長編と呼ばれてきた「知縫譚(しらぬいものがたり)」の影印翻刻出版では、徹底的な調査が注目されたそうです。「明治期の翻刻以来なので、恥ずかしいものは出せないと駆け回りました。江戸時代には1年に2、3編ずつ刊行されていた作品で、今でいえば漫画の『ガラスの仮面』のように読者が楽しみにしていた作品です。」とのこと。なんと、日大の准教授さんもガラスの仮面を読んでいたとは! その後の、記者さんの記述がまた良いです。“こんな現代性を持ったたとえが、風通しの良い文章を生む。” いやー、ガラスの仮面は、現代性を持った作品だったんですね。良かった、良かった。ああ、そういえば携帯電話も出てきますもんね。うん、やっぱり現代性たっぷりだわ。

(※)東京版

2009年09月08日

「そろそろまとめる時期」美内すずえ先生インタビュー

 9月8日の朝日新聞(東京本社発行版)に、美内すずえ先生のインタビューが掲載されました。ここ十数年は5~6年に1巻のペースだったのが、今年になって2巻(43巻44巻)も発行されていることについて、「この1~2年、マヤや真澄さんの姿がふっと頭に浮かぶようになった。もうそろそろまとめる時期が来たのかな、と感じています。」と語っています。'70年代の連載開始から数年しか経っていないはずなのに、43巻で携帯電話が登場したことについては、「ずいぶん悩んだんです。でも今の時代、描かない方がかえっておかしいと思って。」なんだそうです。その他は、これまでのインタビューと、特に変わった点はありません。「最後のシーンは20年以上前から決まっています。」「劇中劇の『女海賊ビアンカ』や『二人の王女』は、別の1本の作品にしようと温めていたものをそのまま使ってるんですよ。」「連載だと、1回ごとに話の山があるでしょう。単行本にすると、読む方も疲れてしまう。できれば、盛り上がりは1冊で一つにしたい。それもあって、物語を再構成する必要がある。」また、こうも語っています。「この前、70代の方から『私の生きているうちに連載を終わらせて』という手紙もいただきました。責任を感じています。ただ、時が来ていない時に描く原稿はつらいし、自分でもおもしろくない。終わるべきときが来たら終わる、としか言いようがありません。」連載が続いている今は、「時が来ている」と言えるのでしょうか。このままのノリで、一気に進めて欲しいものですね。