ガラスの仮面・劇中劇「椿姫」

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椿姫

1999. 4.27最終更新
収録：文庫本1巻　P.40～47
出演：
　椿姫…姫川歌子、アルフレッド…黒木義郎
於：東京大都劇場　１月２日

[背景]

　満腹軒の娘・杉子に、「あんたにこの券あげてもいいわよ。ただし、年越しそばの出前全部あんたがやれたらね。」と言われた北島マヤ。券欲しさに120軒もの出前を引き受けてしまう。約束の時間・午前０時寸前にへとへとになりながらも、出前を終えたマヤ。山下公園で券を杉子から受け取ろうとするが、渡す瞬間に杉子が券を手から離してしまい、券は冬の海に落ちてしまう。「あきらめなさい、あんたには観劇なんてぜいたくよ…」　しかし、次の瞬間。マヤは海に飛び込んでいた、券を拾うために。「ひろった…ひろったわ券…。あたしの…あたしのよ…。いける…いけるわこれで…。」
　ちなみに、マヤが大都劇場で座った席番はＡ－２７。
　この時、速水真澄と姫川亜弓にも遭遇する。

[物語]

　原作：デュマ・フィス。
　椿を胸にした公爵の囲われ者・ビオレッタと、その美しい「椿姫」にひかれたアルフレッドとの恋物語。
　「なんて美しい、誰だ？　あの方は？」「なんだ知らなかったのかアルフレッド。椿姫と呼ばれる歌姫さ。」　「こんどいつお会いできましょう」「この椿の花がしおれたときに…」

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