ガラスの仮面・劇中劇「女海賊ビアンカ」

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女海賊ビアンカ

1998. 8.18作成
収録：文庫本11巻　P.84～163
出演：北島マヤ
脚本：吉沢ひろし
於　：一ツ星学園体育倉庫

[背景]

　大都芸能を離れたマヤは、月影のもとに戻る。しかし、「つきかげの芝居に出たければ、今の汚名を返上しなさい」「答えは自分で見つけなさい」と言われ、劇団つきかげとしての活動をする事は許されなかった。高校内の演劇部に入る事も、ままならない。そんなマヤが選んだのは、自分一人で劇をする事だった…。たまたま知り合った図書委員・草木広子、文芸部・吉沢ひろしに手伝ってもらい、いざマヤが体育倉庫での一人舞台に挑む！

[物語]

　イタリア西部。地中海でジェノバ海軍によって捕らえられた海賊船。船上で行われていた裁判の途中、海賊の中に男の格好をした女が見つかった。彼女の名前はビアンカ・カスターニ。ジェノバとは敵対する大貴族の一員だった…。
　彼女は和平を結ぶため、ジェノバに嫁に来たのだった。しかし、結婚を反対する者からの邪魔により彼女は追われる身となる…。逃げる船上で、海賊に襲われたビアンカは捕らえられ、海賊の一味となってしまったのであった。

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